しろくまの漫画ブログ

オススメ漫画の感想記録☆

ピアノの森


ピアノの森:一色まこと

読む手が止まらない

ここ最近、昔に比べて漫画を読むスピードが
落ちたなぁと。
昔は買ったら買ったぶん、全部即読破。
積み本なんてあり得なかったのに…
今では仕事の疲れやなんやらで
買って読むまでに時差ある事も多々。
(年を感じずにはいられない)

そんな中、久しぶりにどハマりした漫画が
こちらのピアノの森

これはもう、一気読み。
ちょっとづつじゃ足りない、我慢できない。

買い置き分を読み終えて、
どうしても続きが気になって再び本屋に走る。
次の日仕事で朝早かろうが、読むまで寝れない。
好きなドラマすら後回し。
最終的には一気に大人買い
(これぞ大人の醍醐味(笑))


久々に第一優先がこの漫画!
っていう状況になりました!


そもそも、昔からあるこの漫画に
なぜ今更ハマったのかというとですね。
TSUTAYAの新刊コーナーに
最終巻(26巻)が並んでいたのですよ。
(冒頭の写真)

元々、TSUTAYAに行くたびに並んでいて
ずーと気になってたんです。
(実は昔ピアノ習ってたしね)
(今では全く弾けないけどね)

面白そうだなー、読んでみようかな、
いや、でもな・・・的な。
(でもってなんだ)

そんなピアノの森の最終巻が
TSUTAYAに並んでたの。

あ、ついに終わったんだ・・・と。
そしたら、そこで気になってた気持ちが
むくむく膨らんできて!
次の瞬間には1巻を手にとっていたのです。

なんだろう、ゴールが見えた途端、
あ、いける!と一気に気合が入るあの感じ(笑)

そして、1巻を読んでみて、
続きが気になって、次は2〜3巻を一気に買って。
さらにハマって、さらにもう数冊づつの
プチ大人買い(笑)

もう、面白すぎて、読み終わるのが早い早い
(あれ、ついさっき遅くなったって言ったの誰)

途中、買い置き分がなくなった途端、
どうしても続きが読みたくて読みたくて
近所の本屋に行くんだけど、
ちょうど続きの巻が売ってなくて(涙)

本屋を4軒回ってなくて(笑)
ネットで近くに他に本屋がないか調べ尽くして
電話かけまくってもなくて、
諦めかけたけど、見逃してた本屋を思い出して
一か八かで駆け込んで店員さんに聞いたら…

あった!!奇跡!!!!!
心の中で叫んだよ(笑)

そんなこんなで一気読みでした♡

肝心のストーリー…

とにかく面白いし、泣けるんだよね。

主人公の海がとにかくピアノのセンスがあるっていう特別感
(はい、こういう王道系ストーリー大好きです)

しかも、海とピアノの出会いが衝撃。
とある街の、荒れすさんだ一角に住む母子。
それが海とママ。

ママはとっても美人で可愛くて、
海を育てる為に生まれ育った街の
スナックで働く。
スナックといっても、結構きわどい、
売りもあるようなお店。
この街に産まれちゃったら、
出て行く事も逃げ出す事も出来ないらしい、
そんな街。

海はママ大好きなんだけど、
周りの環境のせいか、なんだか達観していて、
子供なのに働かされる。
働かないと生きていけない。

そんな環境の中での海の楽しみが、
森の中に捨てられたピアノで遊ぶ事。

なんで森の中なんかにピアノがあるの〜!?

って思っちゃうけど、
これは素晴らしい伏線ののち、
しっかり回収されますので、
ぜひとも本を読んで下さいまし。

そんなわけで、小さいころから
ピアノと共に生きて
ピアノが唯一の友達だったんだから

そりゃ、上手くもなるよね。


子供時代から始まって、最終的には
ショパンコンクールまで話が繋がるんだけどさ

海にとっては大好きで尊敬してる友達の雨宮くんは
海の才能に対して劣等感を抱いてたり。

友達なのに、いや、友達だからこそ
気持ちがすれ違って
傷つけあってしまったり。

もどかしくて、でもすごく共感も出来る、
あのどうしようもないどす黒い気持ち。

そんな中でも海のピュアさとか、
ピアノへの熱意だとかが
ストーリーを重たいものじゃなく
それこそ、軽やかでスキップをしているような。
爽快感を感じちゃうようなお話にしてるの。

師弟関係だったり、
ピアノとの出会いだったり
生い立ちだったり
暗い要素多いんだけど、
また、それが涙を誘うんだけど、
読み終わった時は不思議と笑顔になれてる感じ
(不思議)


読み終わるのが勿体無い。
でも続きが知りたい。

この時間がずっと続け~って
思わせてくれる漫画!

ピアノの知識が全くなくても、
音が聴こえて来る気がする。
本当に!
(ピアノ習ってたくせに知識ゼロの私でも)

最終話も、もっと続きが読みたい!!
そんな余韻が続くような終わり方だった事も
本当に最高です^^


ぜひ!ぜひ、読んでほしいな~!

と、熱く語りたくなる、そんなストーリー。



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